2020年1月26日日曜日

デジタル化と製薬会社の未来

製薬会社にもデジタル化の波が押し寄せている。グローバル大手Novartisは、研究開発はMicrosoftと、生産流通はAmazonと提携し、急速にデジタル化を進めている。今回は、特に各社の動きが見えづらい「営業面」のデジタル化を予測し、その影響について考察しました。参考として、Deloitte“Predictions2020-2030”シリーズを活用しています。10年後の製薬会社のあり方が、分野別にまとめられていて、一読の価値があります。

2019年7月14日日曜日

人生100年時代の生き方

最近のニュースで「老後2000万円問題」がよく話題になっている。日本は少子高齢化で、支える側が減少することにより、「将来は年金がさほど貰えなくて生活が苦しくなるんじゃないか」といった、年金などに対する漠然とした不安が社会に広がっている。私の周りでも、20代前半にも関わらず、すでに老後不安を抱えている後輩の話を聞くことがあります。そんな後輩たちへのアドバイスを文章にまとめます。

2019年2月17日日曜日

製薬業界の今後の方向性について


 OB訪問で、優秀な就活生さんから重要な質問を頂いたので、その回答を考えてみました。その質問とは、「薬価改定の頻度増加、米国の薬価引下げなどで、業界に対して風当たりが強くなる中、今後の製薬会社はどうなるのか?」という質問です。

2018年12月31日月曜日

英語ネイティブ化計画

 年末ということで、2019年の目標について、述べたいと思います。大きな目標としては以下の2つです。
  1. 中小企業診断士の二次試験合格
  2. 英語能力の向上(特にスピーキング)

2018年12月30日日曜日

ガイドラインでルール化されたMSL活動


 20194月から「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が適応されます。本ガイドラインがどのようなものかと簡単に言いますと、医薬品の不適切なプロモーションを適正化するためのものです。プロモーションというと、MRだけが対象になるかと思われますが、実はMSLも対象になります。

2018年9月30日日曜日

質問回答:米中貿易戦争の製薬業界への影響

先日コメント欄に「米中貿易戦争の製薬業界への影響はいかがなものなのか」という質問を頂きました。一般的な話ではなく、製薬業界特有の影響について回答させて頂きます。

2018年8月12日日曜日

中小企業診断士 1次試験合格

 先週の土日に中小企業診断士の1次試験を受験してきました。結果は、合格基準を大きく上回っての「合格」でした。上位2%に入りました。独学であり、学習時間も限られていた(700時間)ので、この結果にはひとまず安心しました。

2018年5月1日火曜日

資格「中小企業診断士」ただいま勉強中

私が「中小企業診断士」に興味を持ったのは、中学以来の友人が自己啓発として資格取得に取り組んでいたからです。久々に会った彼は、業界についての豊富な知識、その知識から導かれる業界予測、その予測の中で採るべき自社戦略を語っていました。その姿は、社会人として大きく成長していて、まさに自分が数年後に目指したい将来像でした。私がブログを始めたのも彼のブログがきっかけです。

2018年2月25日日曜日

日本型企業戦略 -CSV (Creating Shared Value)戦略- ②

CSV時代のイノベーション戦略 「社会課題」から骨太な新事業を産み出す
藤井 剛
ファーストプレス (2014-07-02)
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CSV戦略の基本について記載した日本型企業戦略 -CSV (Creating Shared Value)戦略- ①」からの続きです。

日本型企業戦略 -CSV (Creating Shared Value)戦略- ①

CSV時代のイノベーション戦略 「社会課題」から骨太な新事業を産み出す
藤井 剛
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本書を読もうと考えたのは、就活時にコンサルティングファームに一足先に内定を決めていた友人が「CSV (Creating Shared Value) 戦略」について熱く語っていたのをふと思い出して、「CSV戦略」について知りたいと思ったのがきっかけです。
CSV戦略とは、競争戦略論・国際競争力研究で著名なハーバード大学のマイケルEポーター教授が中心となって提唱する経営モデルで、「会社として収益を上げると“同時に”、社会にも貢献する」ことを目指す戦略です。CSV戦略を採用する企業が、成長すればするほど、市場シェアを奪えば奪うほど、世界が良くなっていきます。